各国への留学・教育制度
アメリカの教育制度は州および学校区により異なります。基本的には、初等教育、中等教育、高等教育の3つに分けられています。特に初等・中等教育の区切り方は多様で、州や地域の学校区によって異なります。
日本で実施されている「6-3-3制」は、第二次世界大戦後、アメリカの制度をベースにつくられたものです。アメリカでは「8-4、 4-4-4、6-3-3、6-6」などが典型的なパターンです。
但し、教育の画一性を指摘されることの多い日本に対して、アメリカでは個人の才能を発見し、それをいかに伸ばすかを重要視する点などが特徴です。そのため、自分の目的や実力、個性に最も適した留学先パターンを見つけ出すことができます。
高校卒業後は、2年制の大学、4年制の大学、専門学校への留学が可能です。英語力や学力をつける目的や留学費用を節約することでいったん2年制の大学に留学し、その後、4年制の大学へ編入することも可能です。
現在、イギリスには100校あまりの大学があります。このうちUniversity of Buckinghamを除き、全てが国立大学です。イギリスの大学で学べる専攻は、伝統的な学問分野と職業専門的な分野に大別され、100以上の幅広い専攻分野において選択できるコース数は、学部レベルで約4万といわれています。また、イギリスの大学は一般的に3年制をとっており、日本の大学にある教養課程というものがありません。つまり入学すると、いきなり各専門領域に関係する授業を受けることになるため、残念ながら日本(他の多くの国も同様)の高校卒業の資格だけでは、基本的にイギリスの大学へ直接の入学は認められていません。
このギャップを穴埋めしているのが、ファンデーションコース、ブリッジコースなどと呼ばれている予備コースです。予備コースの内容は、イギリスの大学の授業についていくことができるように、英語のスタディスキルや専攻分野の基礎知識を養うことに重点が置かれています。
予備コースには、大学が独自でおこなっているものと、大学とは独立した教育機関がおこなっているものがあります。大きな違いは、大学が独自で行っている予備コースは、その大学の進学を前提としたコースであることに対し、独立した教育機関の場合、複数の大学と提携した予備コースが行われているため、予備コース修了後にそれらの提携大学へ入学するチャンスが生まれることです。
現在、オーストラリア全土には39校の総合大学があり、Bond University、The University of Notre Dame Australiaの私立2校を除いてすべて公立の大学になります。連邦政府の管轄下にあるため、教育レベルにおいては学校間格差が小さく、一定基準以上の質を保っています。
大学のカリキュラムは専門教育を主体に組まれ、日本やアメリカの大学にみられるような一般教育課程がほとんどありません。オーストラリアの学生は、通常義務教育修了時Year 10(日本の高校1年次に相当する)で進路を決めます。義務教育修了後すぐに職業教育を受けたり、就職する学生が多い一方で、高等教育を受けるためにはYear 11〜Year 12に進み、高等教育機関で専攻したいと考える分野に関する科目をこの2年間で集中的に学びます。
イギリスの大学と同様に、オーストラリアの大学も、一般的に3年制をとっていますが、医学の場合は6年制、建築学・歯学・獣医学は5年制をとっています。残念ながら日本(他の多くの国も同様)の高校卒業の資格だけでは、基本的にオーストラリアの大学への直接入学は認められていません。
オーストラリアの大学の学部課程に入学するには、ファンデーションコース、ブリッジコース、などと呼ばれている予備コースに通うのが一般的です。予備コースの授業内容は英語力の向上、スタディ・スキルの向上、基礎学力の向上と大きく3種類に分けられています。
予備コースには、大学が独自でおこなっているものと、大学とは独立した教育機関(TAFE)がおこなっているものがあります。TAFEは、職業訓練教育を中心に行う、地域密着型の公立の高等専門教育機関。現在100校以上のTAFEで120万人を超える学生が学んでいます。この2種類の大きな違いは、大学が独自で行っているコースとその大学の進学を前提としたコースであります。例えば、独立した教育機関の場合は複数の大学と提携した予備コースが行われているため、予備コース修了後にそれら提携大学の全てに入学するチャンスが生まれることです。
現在、カナダには約90校の大学があります。国家レベルでの大学認定は行われていませんが、これに代わるものとして、カナダ大学連盟 AUCC(Association of Universities and Colleges of Canada)のメンバー校であること、また、州政府から設立認可(charter)を受けていることが大学の証となっています。
カナダの大学は、3年で General Degree(一般学士号)、さらに1年間学んでHonours Degree(優等学士号)を取得するケース、必要な単位を取って学位を取得するケースなど、州や大学・学部によって事情が異なります。大学院進学には通常Honours Degreeの取得が必要です。但し、カナダの大学は教育水準が高く、各大学とも世界有数の教授陣、施設を擁し、自校にふさわしい学生を求めている傾向があります。また、カナダの大学は、のんびりと過ごすところではなく、学びたい者が学位をめざして勉学に励むところなので、入学後もかなりの勉強量と英語力が必要になります。