石井　日奈子さん

高校生の時からFITに入学するのが夢でした。
世界的にも有名な上に、学費も他と比べると比較的安く、ここしかない！と思い、頑張って編入しました。また、無料で入れる美術館があるところや、FITの壁はイラストレーション専攻の生徒が描いた絵に囲まれていて、常にアートがある環境なので、そんな才能のあるtalentedな人たちからモチベーションをもらいたいなと思い、この大学にしました。

将来はファッション雑誌やジャーナリズムに関わりたいと思っているので、将来の夢に合わせて1番フィットしている学部を選びたかったのと、コミュニティーカレッジでファッションマーチャンダイジング(ファッションビジネス)を学んでいたのでそれに近い専攻のAdvertising and Marketing Communicationsを専攻することにしました。

FITは全ての授業で最大生徒人数が２５人なのでプロフェッサーとの距離がとても近いです。
主に広告、マーケティング、セールスプロモーションについて学んでいます。
最近ではMass communication の授業の課題で自分のブランドを立ち上げてそのブランドにはどんな広告を使った方がいいのか、ウェブサイトとパワーポイントを作って発表するのが楽しかったです。
コミュニティーカレッジと比べると、課題の多さはさほど変わらないのですが、１つ１つの課題が重く難しいと感じました。
クラスでプロフェッサーが母国語以外の言語も話す人は手を挙げてとみんなに聞いたときに、クラスの9割が手を挙げていたのが印象的で、いろいろな国からいろいろな人が学校に来ている、さまざまな文化と価値観をシェアできるのが面白いところです。とてもニューヨークらしいと思いました。

ファッションビジネス専攻なこともあって周りの友達がフリーランスを考えている人が多く、その影響からわたしもフリーランスを考えるようになりました。アメリカで知識を増やし、経験を積んでいつかフリーランスで仕事をしたいと思っております。

大学の寮で暮らしています。クイーンズに住めば大抵家賃＄５００で一人部屋に住めるのですが、私の場合は、ニューヨークに住むのが初めてであることと、治安なども考慮して最初のセメスターは寮に住むことにしました。寮は学校の目の前にあり、1番安い部屋で一部屋を3人でシェアしています。
また、各フロアに一人RA（Resident Assistant）がいるので何か問題があったらRAさんが解決してくれます。
ルームメイトもとてもいい子で、すぐに仲良くなったのですが一部屋に三人だと自分のスペースが少なく唯一そこが大変でした。ですが、大学の情報などすぐにゲットできるので助かりました！

HIUCでは自分から発言する大切さを学びました。友達と英語で話す環境があったのでその環境作りは今でも役立っています。
HIUCの生徒さんはパッションに満ち溢れていて、いつもインスピレーションを受けていました。その仲間と勉強すると自分のモチベーションも上がってくるので、その仲間と一緒に勉強できたことがとても楽しかったです。

留学すると新しい環境ってやっぱり最初は大変だし、つらいことの方が多いと思います。私自身も、英語が大好きだったのに英語をしゃべりたくないと思う時期もありました。ただ、日本の大学に行っている自分を想像すると、その自分よりも海外の大学に行っている自分の方が成長している自信があるし、何よりも、留学を通して自分と向き合う時間が増える分、自分のことをすごく知れて、成長できます。
つらいことがあっても、留学前に持っていた目標や努力してきたこと、そして初心を忘れずに自信を持って過ごしてみてください。
一緒に頑張りましょう！