菊池　楓生さん

私は中学１年生の時にダンスを通じて２週間NYを訪れた事をきっかけにNYと言うものに憧れや興味を持ち大学を探し始めたのが始まりです。しかし海外の大学となると学費が高く特にNYCの方だと生活費も高いので同じNYでもとても田舎ですが学費が安いのに生徒の満足度が高いと評判が良かったので選びました。また幼い時からダンスをしていたのとミュージカルに興味がありTheater artsという舞台芸術の学科を選びました。ダンスの専攻はGCCにないのですが今の学部だと舞台全般の勉強ができていて充実しています。

私は一番最初のセメスターに６教科、次のセメスターに７教科と普通の学生より多く授業をとっていて大変でしたがどのクラスも楽しかったです。クラスの人数は多くて約２０人、少なくて７人でした。おそらく専攻やクラスによって異なりますが少人数のクラスが多い気がします。私が１年生の間にとったクラスで一番面白かったのはActingの授業です。私は演技の経験は全くなくて最初はこの授業に苦手意識がありました。恥ずかしさもありました。特にacting1の時は模索する毎日でした。でも嫌でもみんなの前で発表をしていく中で面白さを見出す事ができActing２のクラスは一番楽しかったです。逆に難しかった授業はTheater historyでした。これはonlineのクラスで課題が大変でした。ギリシャ時代の劇場の作りや装置と現代の劇場との違いのエッセイをしたりリサーチする事が多かったので大変でした。

次のセメスターからRAという寮長的なポジションにつきます。内容としては住んでいる人のトラブルを解決したり、イベントを企画したり、寮の見回り、郵便物の処理などを行います。8月の頭にトレーニングをしてそこから始まるので今は少し緊張しています。しかし寮費が無料になるので年間８０万円ほどはお金を節約できるので是非多くの人にチャレンジしてもらいたいです。いろんなプロセスがあり大変ですが誰でも応募はできるのでGCCに興味がある人はRAの存在は覚えておいて欲しいです。またアルバイトはコンピューターラボでのデスク仕事、サクセスセンターというインフォメーション施設みたいなところでのスタッフの仕事に多くの日本人が働いています。基本二年目から働く人が多いです。

私はTheater clubに属しているので１年生の間に５つパフォーマンスをしました。これらのパフォーマンスはopen majorなので誰でも参加はできるのですが基本Theaterの専攻の生徒が中心です。Bakkhaiというギリシャ時代の悲劇の作品や、ショート作品を集めたencounterという作品、そして春には子供向け劇をしました。子供向けの劇は小学生などを招待しての公演に加え、自分たちがツアーもしました。Final week直前で大変でしたがとても貴重な経験ができました。
クラブとしての活動はあまりないのですが毎週木曜日に集まり、ピザを食べながら情報交換などを行っています。また最後にBake saleやいろんな資金などで集めたお金でハミルトンのツアー公演を観に行きました。

一番はエッセイの構成のやり方です。HIUCでエッセイについて色々学んでいたので決まりごとや書き方がわかった上で
大学に行けたのが一番の大きな助けになりました。後は継続して少しでも毎日何かしら勉強する習慣をつけられたことも
忙しい大学生活の中でもうまくやっていけられている要因だと感じています。

留学は大変や辛いことも本当にたくさんありますが毎日が勉強で何かしらの新しい発見や気づきがたくさんあります。
楽しいことももちろん沢山ありますし、日本にいても出来ない経験も沢山出来ます。そして何より沢山の友人を色んな国や地域に持てることは大きな強みであり魅力です。今まで知らなかった自分を見ることが出来たりもします。
留学に行くまでには色々な不安もあるとは思いますが、一度行ってみると以外となんでも出来てそんなに不安なことはなくなります。留学しなきゃ良かったと思うことはないので少しでも海外に興味がある人は是非チャレンジしてみて欲しいです。
留学は冒険だと思います。ゴールに向かって色んな険しい道や楽しい道を辿っていきます。それは一人一人違いますが必ず自分の糧にはなります。少しの勇気を持って是非頑張ってください！