金井 英世さん

大学で外国人向けのウォーキングツアーを開いた時にサービスを通してお客さんに喜んでもらえる嬉しさを知り、それに魅了されたのがきっかけでした。ビジネスの世界で仕事をしたいと思ったけど、教育学を学士で先行していたため、少し劣等感を感じていました。それを克服したいと思い、今の先行を選びました。今通っている大学を選んだきっかけは、日本人があまりいない場所を探しているのがきっかけでした。せっかくの留学、自分を英語しか使えない極限の環境に置きたいと思い今の大学を選びました。

基本的に授業は予習をしてあることを前提に行われるので、何も勉強しないで行くと、先生が何を話しているのか分からないことがほとんどです。それに加えて教授が口頭で説明をすることも多く、早口で喋ることもあってか何をメモしたらいいのか初めは分からずに困惑していました。特に統計学の授業では教科書に載っている公式に加えてさらに別の方法を用いた計算方法などが授業中に扱われるため、とても難しいです。しかし、授業は10人から20人前後で行われており、分からないことはその場ですぐ質問できるので、とてもやりがいを感じています。

留学した当初はとにかく勉学についていくのを目標にしていましたが、今では全ての授業でAの取得を目指しています。学校の授業だけでなく、オンラインで受けられるフリー講座や学習センターなどが充実しているので、そこにやりがいを感じています。

学校から２ブロック離れたアパートで生活をしています。学校までは5分程度で行けるのでいつも徒歩で通っています。リビングと寝室、それにバスルームのついた一人専用の部屋です。残念ながらキッチンにガスコンロがないため、料理の時の火の通り具合に若干違和感を感じていますが、キングサイズのベッドがあり、寝心地は日本のベッﾄﾞのときよりも最高です。リビングもテーブルを置いても運動できるスペースを確保することができるのでとても快適です。よくズンバを踊っています。

ペアワークを通した活動が非常に役に立っています。今の受けている授業で、ペアワークを通してプレゼンを作成することがよくあるので、HIUCでの経験が非常に役に立っています。

私の経験を踏まえて後輩の皆さんにこのメッセージを送ります。もし少しでも留学をしたいという気持ちがあるなら私はチャレンジしてみることを強くオススメします。
この留学を決める前、本当にこれが正しい道なのかずっと悩んでいました。その頃は、出願まで半年しかなかったことだけでなく、周りの友達は就活を終えていく中、一人で受験に向けて勉強していたので焦っていました。ようやくTOEFLの点数が取れて、申し込みを完了させた後でも「本当にこれでよかったのだろうか」とずっと悩んでいました。そんな風にずっと悩んでいた私でしたが、今ではそんな悩みも全て消し飛んでしまいました。もちろん初めての一人暮らしや家族や友達に会えない喪失感で涙を飲むこともあります。しかし、毎週企業のCEOが来てプレゼンをしてくれたり、大学のデーターベースから文献を探したり、オンライン講座で自分の興味のある分野について学んだりと、これまでの生活では味わえなかったことも経験しています。なので、挑戦してみたいけど不安で一歩踏み出せないなら、怖がらないでチャレンジしてみてください。そしたらいつか、その悩みは信じられないぐらい吹っ飛んじゃうはずです。Don't aim someone's ideal. Just focus on what you want!