安田 沙亜耶さん

安田 沙亜耶さん

留学した国
アメリカ ニューヨーク州
期間
長期
目的
海外大学進学
あなたにとって留学経験は(一言で)
HIUCでの経験が、海外での様々なシーンで役立っています。

NYでコミュニケーション
とマーケティングビジネスの道へ

私の場合、最後の学期でインターンシップをしていた企業に、そのまま雇ってもらえたという意味でとてもラッキーだったと思います。会社の名前は“Local Bigwing”といいますが、そもそもここでインターンシップとして働くことになったきっかけは、Twitterの私のプロフィールを見たCEOからの連絡でした。こうしたソーシャルメディアの発展はニューヨークでも目覚ましいものがあります。現在の私の主な仕事は、Webサイトに掲載するマーケティング関連のテキストを一から書いたり、プレスキットやプレスリリースの編集、自社のメールマガジンの作成、さらにはガイドブックの制作から自社のオンラインプロフィールマネジメントなどと幅広くやらせてもらっています。立ち上がって2年の企業であり、社員も7人と少ないこともあるかと思いますが、毎日いろいろなことができ、楽しく、とても勉強になりますね。

先ほど述べたように、インターンシップから採用となったので、いわゆる就職活動は特にしていませんが、私の在籍していたニューヨーク州立ファッション工科大学では、あまり珍しいことではないと思います。なかには在学中に既に就職して働きながら学ぶ人もいましたし、インターンシップもほぼ全員が当たり前のように行っていました。

アメリカでは、就職・転職にあたっては、日本よりも人的ネットワークが重要だと思います。私自身もMeetupなどのネットワーキングイベントには積極的に参加し、いろいろな方にアドバイスをいただきながら楽しく人脈作りをしてきましたが、こうした活動が意識せずとも就職活動となっていったのかもしれません。

思い出深い出来事に
あふれた留学生活

大学時代は、大学名にあるファッション系ではなく、主にマーケティングやPR、広告、セールスプロモーションを専攻してきました。これらは一つにつながって、“Integrated marketing communication”となり、企業の情報発信や顧客との相互コミュニケーション等に欠かせない概念となります。こうした学びを進めながら、2010年の夏には念願でもあったスペインの“University of Santiago de Compostela”へ交換留学生として訪れ、ここでスペイン語習得の中、上級にあたるDELEのB2レベルの修了書をいただくことができました。また、その後大学の友達とヨーロッパ旅行をしたことは一生忘れられない楽しい体験となりました。

他にもイベントプランニングの授業での、本物さながらに行ったペットのファッションショーのプロデュースなど、楽しい思い出はたくさんあります。

HIUCで学んだことが
基本として活かされています

今となって考えれば、留学前にHIUCで学んだことが良かったと実感しています。

HIUCは英語を学ぶ場というよりは、何らかの目的で英語力を必要とする人が英語圏の環境を実体験する場だと思います。必然的に授業は厳しいですが、留学に向けてのサポートはとてもしっかりしていますし、TOEFL?の点数も授業をしっかり受けていれば自然に上がってきます。何よりも「本物の英語に囲まれた環境」ですので、一つひとつの体験が、その後の留学生活はもちろん、社会人になってからも基本としてしっかりと残ります。

そして、もうひとつがHIUCで学ぶ者同士の連帯感ですね。今でも当時の仲間とは連絡を取り合ったり、会ってお話ししたりすることもあります。

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