羽田野 力椰さん

羽田野 力椰さん

Rikiya Hatano

留学した国
アメリカ カリフォルニア州
期間
海外大学進学
目的
無限の可能性があるから
あなたにとって留学経験は(一言で)
可能性の塊

留学を考えはじめた時期、留学しようと思ったきっかけを教えてください!

留学を考え始めたのは高校2年生の夏頃です。もともと私の学科(約80名)の生徒の約半分が帰国子女ということもあり、留学や海外への意識がとても高まっていました。
そんななか、進路の話を友人としているときに、友人の一人がアメリカの大学でパイロットになるために大学進学を心に決めている、という話をしてくれました。
今まで、海外の大学に進学するという選択肢は、外国に一度もいったことのない自分にとってとても輝いてみえる進路先でした。しかし、留学には多大な費用がかかるということは前々から知っていたので、どうしようか悩んでいましたが、色々調べるうちに、アメリカでも日本の私立大学と学費が変わらないCommunity Collegeというものがあり、またアメリカは努力次第で返済不要の奨学金をいただけることを知り、親の後押しもあって留学を決めました。
実際に、留学当初の目標の1つであった奨学金獲得も達成し、留学を諦めないでよかったという気持ちと、アメリカ大学進学も努力次第で実現可能だと実感しています。

なぜ今の大学・専攻を選んだのか教えてください!

大学は費用で選びました。
決して裕福な家庭ではなかったので、比較的学費の安いMerced Collegeが候補に挙がり、入学を決めました。
専攻に関しては、もともと国際協力に興味があり、将来的にも発展途上国の支援等に携わりたいと考えていました。
その際、農業が一番関わりやすい部分であると思ったので、農業の側面かつ、それを活かしながらビジネスとして広がりも持てるAgricultural Businessを専攻として選びました。

大学の授業はいかがですか?

できて当たり前のことではありますが、宿題を期日までに提出し、授業中もしっかりノートをとれば、決して難しい内容ではありません。授業内でわからない単語や内容がでてきたときに、教授に質問しに行ったり、友達に聞いたりして、その内容が理解できたときは楽しいと感じます。
コミュニティカレッジという名前ではありますが、れっきとした大学なので、とにかく授業に出席し、勉強することに一番重きを置いています。

留学先大学での専攻はどのような内容なのかを教えてください!

Agricultureという名前ではありますが、私の専攻はAgriculture Businessとビジネスの面に焦点を当てているので、農作物を作るような授業はありません。農業を経済の面からとらえ、農作物に対する需要と供給や、農場の管理と費用の関係など、農業がどのような形で経済に関わっているかを学びます。
具体的な授業名を挙げますと、農業経済学、農業会計学、農業コンピュータ学、農業販売学、農業リーダーシップ学などがあります。

留学して、目標や進路が変わりましたか?

留学前は目標としてなんとなく国際協力に興味があっただけでしたが、実際に留学に来て、学費や家賃などの負担が親にかかり、多くの人の期待を背負って留学にきているのだと実感し、勉学にしっかり励んで、その目標を絶対達成しようと強く意識しました。

留学を目指している後輩へメッセージをお願いします!

留学は決して簡単なものではありません。
アメリカに行けば英語が話せるわけでもありませんし、学校の内容も大学レベルの高度な内容です。
留学生は学校外ではアルバイトができないため、ほとんどの学生が親に学費を払ってもらうしかありません。
親に学費を払ってもらう、ただいるだけでは英語は話せない、授業のないようは決して簡単ではない。
このような現実に対して、皆さんはどのような行動をとりますか。
アメリカはあなたの頑張りをしっかり評価してくれる社会です。
好成績を収めれば返済不要の奨学金を得る可能性があります。
部活動で好成績を収めれば4年制大学から奨学金のオファーが来ることもあります。
これから留学を目指している人は一心不乱に目の前のことに取り組んで欲しいと思います。

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