高嶋 信孝さん

高嶋 信孝さん

Noubutaka Takashima

留学した国
アメリカ ニューヨーク州
期間
長期
目的
スポーツに関わる分野の学問
あなたにとって留学経験は(一言で)
世界最高峰のスポーツトレーナー資格取得で、大きく成長できた自分がいる!

海外留学の
生活

HIUCで学んでいなければ、留学はほぼ無理だったでしょう。アメリカの大学での授業はとてもアクティブ(活動的・積極的)。HIUCでアメリカの大学と同じ形式の授業を受けた経験は本当に役に立ちました。

留学先のフルトンモンゴメリーコミュニティカレッジでの2年間は、常に語学との戦いでしたが、そこでもHIUCの仲間たちと支えあっていました。

ボールステイト大学に編入してからの3年間は、上級レベルについていくため夜中まで図書館にこもって勉強の日々。グループワークやプレゼンテーションの準備も大変でしたが、興味のあることが学べるという楽しさも大きかったです。なかでも、アスレティックトレーニング学部での実習は、言葉では言い表せないくらい貴重な経験でした。大学に所属する4つのスポーツチーム、3つのクリニック、高校での実習は、アスレティックトレーナーになるための修行のようなもので、そこから得たものは計り知れません。

海外留学をしようと思った
きっかけを教えてください。

高校3年次にアスリートをサポートするアスレティックトレーナーという職業に興味を持ち始めました。選手としては難しくても、小学校からずっと続けていたバレーボールに関わる仕事に就きたかったのです。

そこで何校か体育学部を受験しました。評価が実技優先で、やる気や学力優先でなかったことに不満を感じていたとき、以前進学フェアで出会ったHIUCに入学し、海外大学へ留学するという選択に至りました。アメリカではスポーツに関わる分野の学問の先進国であり、選手をサポートするトレーナー養成にも長い歴史もあり、大きな魅力を感じました。

現在のお仕事
を教えてください。

その後、大学院でGraduate Assistant(大学院助手)としてアスレティックトレーナーの活動をした後、現在はカンザス州立大学の陸上部とクロスカントリー部のアスレティックトレーナーとして働いています。大学のアスレティックトレーナーは現場での選手の健康管理、怪我の治療を行うだけでなく、アスリートやチームドクター、コーチとのコミュニケーションも大事な仕事の一部ですし、トレーニングルームの運営管理や総合的なマネジメント面での役割などもあり、非常に多彩な業務を行います。現在は、アドミニストレーター(運営管理者)として総合的に組織管理のできるアスレティックトレーナーとしての自分に磨きをかけているところです。

現在、日本においてアスレティックトレーナーの医療的資格は認められていません。いずれは日本でも活動し、アスレティックトレーナー(アスレティックセラピスト)という国家医療資格の創設およびその社会的地位の向上、確立を仲間たちと推し進めていこうと思っています。

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