建築学

建築学

建築家になるには?


工学的な技術と芸術的な感性を習得する。

工学的な技術と芸術的な感性を習得する。

建築学をマスターするためには、工学的な技術面と芸術的な感性面においての深い知識・技術が必要です。近年は、都市化の拡大や地球環境の意識の高まりと共に、環境工学が建築分野の中でも最も注目されています。欧米の建築学では、技術的・感性的両方の側面に加え、環境工学などの幅広い領域をカバーしています。ヨーロッパの建築は伝統や景観を重視し、街のトータルコーディネートという感覚で教育を提供しています。また30階建て以上の高層ビルがはじめて作られたのはアメリカのシカゴですが、アメリカはより独創的な建物の用途や使用するマーケットを重視したビジネス的な側面も大きな要素となっています。


先輩の声

土屋 仁奈さん

今までに感じたことのないほどの「達成感」や「満足感」

現在、ニューヨーク州立大学バッファロー校というとてもユニークな大学に通っています。建築学部のある大学の中でも理論重視の大学ですが、建築の構造とか技術も厳しく行われています。編入前の大学(ニューヨーク州立アフレッド工科大学)は名前の通り、技術的なことを中心に行っているので、もう少し刺激がほしいのと、早期にデザインのスキルや知識を増やしたかったので、ニューヨーク州立大学バッファロー校への編入を決めました。とても刺激を受けられる大学です。大学生活を占めているのはスタジオです。作品を教授に見てもらって、いろいろと指導を受け、落ち込むことがありますが、何度かあるプレゼンテーションや学期最後のプレゼンテーション終了後は、「終わったな。よくやったな。」とお褒めの言葉を頂きます。今までに感じたことのないほどの「達成感」や「満足感」を得るのが、とても嬉しいことです。

土屋 仁奈さん
ニューヨーク州立大学バッファロー校卒業(学士号課程取得)


原点に戻ることの大切さと意味

原点に戻ることの大切さと意味

2009年の夏に私はバルセロナでの建築留学プログラムに8週間参加しました。このバルセロナ留学は大学院生8人と大学生4人の12人だけの参加できるもので、たくさんの応募の中、参加することができました。バルセロナ留学で大切なことは、もちろん建築を学ぶこともありますが、バルセロナという都市の歴史や文化を感じて学ぶことが第一でした。バルセロナの街を探索する時、カメラは禁止。私たちは普段から便利な製品に頼っているため、自分の目でみて、自分が何を見るか、何を感じるかに集中してみようというのがアイディア。それは、見えなくなってしまっていることがたくさんあることに、気づかされました。原点に戻ることの大切さと意味を私自身のなかで、理解した瞬間です。スペインでの共同生活は、私の視野を広げ、アメリカ留学前に思い描いていた「理想の自分」というものを再確認させてくれました。留学先のアメリカから、さらにスペインに留学できたこと。とてもユニークで貴重な経験・体験ができたなと。この夢を可能にしてくれた、両親と教授に感謝しています。

留学のメリット


技術面と感性面を同時にマスター

技術面と感性面を同時にマスター

国内大学では技術的側面は工学部で、感性的な側面は芸術学部で学ぶのが通例ですが、海外大学ではCAD等の世界最先端の設備を介して総合的に学習できる環境が整っています。デザイン性も非常に重視しているプログラムも多く、また建物自体のコンセプトや周辺環境も先駆的に取り入れ、総合的に主旨、意図を持って建築計画を立てていくことができます。海外大学での建築学は都市計画も学ぶことができ、建築業界において幅広くキャリアアップしていくことが可能です。


感性を磨く環境

感性を磨く環境

海外大学はデザインやアートの要素を感じ取るのに非常に適した環境です。モダンアートの本場はアメリカであり、特にニューヨークには世界的に有名な美術館や建築物が数多くあります。優れた作品を身近に見ることができる環境は、感性や芸術的センスを磨くことに役立てることができるでしょう。また都市部の大学は世界中から留学生が集まってきます。特にアメリカは140ヶ国から留学生を受けている国であり、個性豊かな、またバックグラウンドがまったく違う留学生と学ぶことは、それ自体、留学の魅力といえる部分です。


環境工学・都市工学を学ぶ

環境工学・都市工学を学ぶ

海外大学では環境問題・都市化問題等、現代の都市が抱える様々な問題を、建築、環境、都市開発の分野から取り組むことができます。伝統的な町並みを残しながら、安全性、利便性を取り入れ、都市整備をしていくことや、地域復興の際、アクティビティや観光対策としてのプロジェクトを推進していく上での都市開発、また新しいコンセプトを提供する建築物の創作等、個人向け、商業的建築を様々な側面から学ぶことができるのも魅力です。空間デザインやコンセプトデザインも学ぶことができ、総合的な考え方で進めることができます。特にアメリカは広大な土地がありますので、国内教育機関ではあまり得ることが出来ない壮大な建築、例えば東京ドーム3つ分の土地をトータルコーディネートするというような考え方を培っていくこともポイントです。限られたスペースや土地を有効活用すると同時に、大きなスペースをコンセプトデザインしていくことも海外大学ならではの特徴と言えるでしょう。


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