大学生・短大・専門生の方へ
今から海外大学に向けて準備をはじめよう。
海外大学への編入から自分の将来を考える
海外大学の魅力はその先の人生につながります。
学部・専攻の幅広さ
「職業の数だけ専攻がある」と言われる程、海外大学ではあらゆる分野における最新の理論や技術を反映したカリキュラムは、より専門的な学問領域へつながっています。さらに、インターンシップ制度の導入や産官学協同の充実などで、学生が満足して技能を身につけ、就職へつながる専門知識の習得が可能となります。
海外生活を通じて自分の可能性を探す
海外大学に進学する学生の中には、夢ややりたい事が明確でない学生も多くいます。この場合、英語を使えるようになりたい。異文化を体験したい。自分の価値観を変えたい。など、自己成長を考えると良いでしょう。国際化社会にある時代の中で海外経験が無駄になることは決してありません。
より実践的な英語力を身につける
海外大学で学ぶということは、当然英語力が必要になります。ただし英語は目的ではなく、あくまでも手段です。日本の大学よりもはるかに積極的な姿勢が求められる講義を通して、高い実務レベルの英語力はもちろん、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力が身につきます。
インターンシップ・OPT制度が充実している
海外大学では英語力や専門知識がしっかり学べるほか、インターンシップ制度(在学中の企業内実習)やプラクティカルトレーニング(卒業後最長1年間の実習)が充実しているため、在学中から現地で英語を使っての就業経験を積むことができます。よって、就職活動の場面でも即戦力として高い評価を得ることが可能です。
大学生からの海外留学の種類
- 編入
単位互換が一般的なアメリカでは、ステップアップや進路変更の有効手段として多く利用されています。
- 大学院
より難易度の高いレベルの環境での学習や、国際就職の有利性から、大学院も増えてきています。
- 認定留学・交換留学
日本の大学を休学することなく、海外の大学に一年間留学ができます。条件等の調査は念入りに。
- 学部聴講留学
在籍している大学を休学して、1年以内に、語学ではなく大学で専門的な内容を学ぶ留学です。
- サティフィケート留学
約3ヶ月~1年程度を目安として海外大学や専門学校を中心に、特定の技術や学習を行います。
海外大学へ編入するためには
海外の大学は入学試験がありません。英語力と在学している学校の学業成績が重視されます。
ここでは、その基準点をご紹介いたします。
海外大学によっては、基準を設けていない条件付きで合否を決定するところもあります。
詳しくはお問い合わせください。
English Ability英語力
海外の大学に進学するには、TOEFL®やIELTSという英語能力判定試験のスコアが必要となります。現地の大学生と同等に講義を受講することができるかどうかの英語力を確かめるものです。大学が求める基準以上の成績を取得する必要があります。
TOEFL®(Test of English as a Foreign Language)
英語を母国語としない人の英語力を判定するための試験。ETS(Educational Testing Service)が開発、実施しており、アメリカやカナダの大学の多くが留学生に対しスコアの提出を要求しています。試験は聴解、文法、読解とエッセイの4分野で実施。さらに、日本では2006年度からスピーキングが加わり、よりコミュニケーション力重視のテスト形式となりました。
IELTS(International English Language Testing System)
イギリスやオーストラリアの大学に進学するために必要な英語能力試験。学術英語(Academic English)と一般英語(General English)があり、大学進学に必要なのは前者の学術英語になります。試験は、聴解、読解、会話など英語全般の能力が問われます。
Academic Record学業成績
GPA(Grade Point Average)
学力を示す数値として主にアメリカの大学で採用されています。成績を4段階に置き換えて平均した数値を示す評定平均値で、入学基準の判断材料になります。編入学では、2.5以上、学部により3.2以上必要なところもあります。
HIUCの提携校の場合は、一部ではTOEFL-ITPのスコアで基準に達していれば入学が可能な場合があります。
1.英語力を確実に向上させる
1,000時間の英語力トレーニング
約500時間の授業+宿題500時間(全日制の場合)
必要なのは、総合的な英語運用能力。
読む、書く、聴く、話すだけではなく、総合的かつ広範な英語運用能力を高める必要があります。HIUCでは授業の中でバランス良く伸ばすカリキュラムを組んでいます。
一般教養
学術提携大学で行われている講義と同質シラバス(履修要鋼)に基づき、留学後に受ける授業と同質の授業を受講することができます。
(一部単位互換も可能)
学生の英語力によっては、受講できない場合があります。
横にスクロールしてご覧ください
ESLの各科目 | Elementary (初級) |
Intermediate (中級1) |
Upper Intermediate (中級2) |
Advanced (上級) |
|
---|---|---|---|---|---|
Listening & Speaking |
ES155 英語で簡単な要求を伝え、答えられるようになるとともに、一般的な英会話の主題を把握できるような会話力を身につけます。また、日本人が一般的に不得意とする「子音の聴き取り・発音」をマスターします。 | ES165 ネイティブスピーカーによる通常速度での会話を理解し、短い講義の内容についての質問に正しく答えられる英語力を修得します。また、短いプレゼンテーションが行える能力を養成します。 | ES175 ネイティブスピーカーによる通常速度での会話を充分に理解し、講義内容についての質問に正しく答え、自分の意見が述べられる英語力を養成します。また、効果的にプレゼンテーションやスピーチが行える技術(効果的な表現、ジェスチャー、アイコンタクト、服装など)、ディスカッションに参加できる英語力も養成します。 | ES195 新聞や雑誌、インターネットから取ったカレントトピックスをテーマに、プレゼンテーションやディスカッションが行える英語力を養成します。また、大学レベルの講義で教員からの質問に答え、自身の意見を展開することができる英語力を養成します。 | Listening & Speakingの各レベルでは、個人やグループでのプレゼンテーション(テーマを決め、それについてリサーチし、クラスでプレゼンテーションする)や、ジャーナル(自分の身の回りで起きたことをジャーナルで提出する)などが課題として出されます。 |
Reading & Writing |
ES140 トピックセンテンス、サポーティングセンテンスなどのパラグラフ構成に必要な知識を学び、序文・本論・結論までのエッセイライティングの基本を身につけます。また、アメリカの標準的な句読点の使い方や、簡単な修辞法を用いた文章作成技術を修得します。 | ES150 ES140に引き続き、エッセイを書く際の方法論を学びます。また、エッセイを書き始めるまでのアイデアのまとめ方(ブレーンストーミングなど)や、より複雑な修辞法、より複雑な構造を持った文章を書くための技術を養成します。 | ES160 より高度な修辞法を用いてエッセイを書くだけでなく、散文を読んでその内容分析を行い、適切な要約文が書ける能力を養成します。また、文章のスキャニング、スキミング技法も修得します。 | ES170 まとまりのある構造を持つ、独自のアイデアが生かされたエッセイを書くだけでなく、学術的な論文形式を修得します。また、他人が書いた文章をクリティカル(批評的)に分析し、評価ができる能力を養成します。 | Reading & Writingの各レベルでは、ジャーナル(自分の身の回りで起きたことを日記で提出する)、ブックレポート(レベルに適した副読本を読みそのレポートを提出する)、プレゼンテーション(レベルに適したペーパーバックを読み、その内容をクラスでプレゼンテーションする)などの課題が出されます。 |
Grammar & Structure / TOEFL®Prep |
ES147 英文法及び構文の学習を通して、より正確かつ効果的なコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。 | ES157 英文法及び構文の学習を通して、より正確かつ効果的なコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。 | ES167 英文法及び構文の学習を通して、より正確かつ効果的なコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。 | 各学期に学内TOEFL®テストを実施します。HIUCの提携大学では、学内TOEFL®テストのスコアを英語力の証明として認めています。 | |
Culture | ES180 アメリカ人特有の価値観、宗教、ビジネス、政府機構・政策、人種問題、教育、家庭などのトピックを通して、アメリカの社会的・文化的背景を学びます。また、社会科学系科目で必要とされる語彙も修得することができます。 |
2.海外大学の授業についていくための学習技術の習得
海外大学で受講するには、英語力はもちろん、参加型の授業についていくための学習技術が必要となります。HIUCではカレッジスキルと称しています。
最近では日本の大学でも増えてきましたが、海外大学では、プレゼンテーションやディスカッション、ディベートが当たり前のように行われます。それはすでに小学校や中学・高校から教育されているのです。受け身型の授業が主であった日本の学生が、何の準備もなしにそのような授業に参加するのは、至難の業です。
プレゼンテーションやディスカッション、ノートの取り方にも効果的な方法があり、HIUCではこれらのスキルを授業の中で学んでいくことができるのです。
- グループワーク
- ノートテイキング
- プレゼンテーション
- 速読
- 学術的な英作文法
- リサーチ手法
3.自分に合った大学選び
留学や海外大学の情報は今やインターネット上に数多くあふれかえっています。その中から、自分に合った留学国、大学、学部を選ぶのは難しく、自分の選択が正しいかどうかもわからない状態ではないでしょうか。
メディアなどの情報で決めた留学国や地域、専攻などは実際と大きくかけ離れている場合も多いため、本当に学生が自分の目標に向かってスタートできる、最適な留学先を選択することが重要です。
HIUCでは入学前から、定期的な個別カウンセリングを実施し、学生一人ひとりの希望や適性、保護者の条件に沿った進学先選びができるよう配慮しています。
入学することより、適切な成績を維持し、卒業することが大切な欧米の大学、特に転入・編入が一般的なアメリカでは、転入・編入前の在籍大学の学業成績が最も重視されるため、初めに進学する大学は、考慮して選ぶことが大切なのです。