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【イギリス留学】イギリスの大学制度とは?
留学情報
日本とイギリスの大学はどのような制度の違いがあるのでしょうか?
イギリスには約100校の大学があります。このうちUniversity of Buckinghamを除き、全てが公立大学です。
イギリスの大学は3年制をとっており、日本の大学にある教養課程というものがありません。
つまり入学すると、いきなり各専門領域に関係する授業を受けることになるため、残念ながら日本(他の多くの国も同様)の高校卒業の資格の場合はまず『ファンデーションコース』と呼ばれるコースで学ぶ必要があります。
1)ファンデーションコース
先ほども前述したとおり日本の高校卒業後にまず『ファンデーションコース』という予備コースで約1年間学びます。学習内容は、イギリスの大学の授業についていくことができるように、英語のスタディスキルや専攻分野の基礎知識を養うことに重点が置かれています。
予備コースには、大学が独自で行っているものと、大学とは独立した教育機関が行っているものがあります。大きな違いは、大学が独自で行っている予備コースは、その大学の進学を前提としたコースであることに対し、独立した教育機関の場合、複数の大学と提携した予備コースが行われているため、予備コース修了後にそれらの提携大学へ入学するチャンスが生まれることです。
美術やデザイン等の芸術系を志望する場合は、美術やデザイン等の芸術系予備コースで学ぶことになります。ここでは約1年間で美術・デザイン全般の基礎的な実習を通して、幅広いアイディア、制作態度、テクニック等を学んでいきます。そうすることによって将来どの分野に進んだらよいか総合的に適性を見ると同時に、視覚的な認識力を高め、将来十分な知識を持って絵画、彫刻、平面デザイン、立体デザイン等の各専門分野に進んでいけるようにすることを目標としています。
ファンデーションコース修了後は規定の条件を満たせば、大学の専攻分野から希望の専攻の1年次から進学することが可能で、計4年で学士号課程を取得することになります。
2)ディプロマコース
『ファンデーションコース』の他にも『ディプロマコース』というコースもあります。こちらは大学1年次に相当するコースで、ディプロマコース修了後は大学2年次に編入することが可能です。ディプロマコースから進学できれば、計3年で学士号課程を取得することができます。つまり、ファンデーションコースをスキップし、大学3年間というイメージです。ディプロマコースでは大学の専攻分野に関連する内容を勉強することになります。
【イギリス大学留学フローチャート】
3)学士号課程
日本では学士号(Bachelor Degree)の履修期間は、通常4年間ですが、イギリスの大学は通常3年で、1年間のファンデーションコースを履修後に進みます。BA(Bachelor of Arts)やBS(Bachelor of Science)などの学位を取得することができます。
イギリスの学士号には、以下のような種類があります。
①1つの分野を深く勉強して取得する
⇒ Single Honors Degree
②2つ以上の分野を同時に勉強して取得する
⇒ Joint/Combined Honors Degree
③Honors Degreeよりも下のレベルで数科目を勉強して取得する
⇒ Ordinary/Pass Degree
近年では、上記の伝統的な大学で定めた科目を履修して取得する学士号以外に、卒業に必要な単位を取ることにより取得するModular Degreeを提供している大学があります。Modular Degreeのコースでは、専攻分野に関する必修科目の他に自分の勉強したい科目を数教科履修することができますし、大学間の単位互換も容易になります。
4)学期制度
新学年は秋から始まります。大学では10月のはじめに、カレッジでは9月の半ば頃に始まるところがほとんどです。一般的には学年は3学期制ですが、近年は2学期制に移行している大学が増えています。
日本の大学と入学時期や制度など異なる点は多くありますが、
各国の制度をしっかりと理解し自分に一番合った国を見つけていきましょう。
◆HIUCイギリス提携・協力大学は>>>こちら
日本とイギリスの大学はどのような制度の違いがあるのでしょうか?
イギリスには約100校の大学があります。このうちUniversity of Buckinghamを除き、全てが公立大学です。
イギリスの大学は3年制をとっており、日本の大学にある教養課程というものがありません。
つまり入学すると、いきなり各専門領域に関係する授業を受けることになるため、残念ながら日本(他の多くの国も同様)の高校卒業の資格の場合はまず『ファンデーションコース』と呼ばれるコースで学ぶ必要があります。
1)ファンデーションコース
先ほども前述したとおり日本の高校卒業後にまず『ファンデーションコース』という予備コースで約1年間学びます。学習内容は、イギリスの大学の授業についていくことができるように、英語のスタディスキルや専攻分野の基礎知識を養うことに重点が置かれています。
予備コースには、大学が独自で行っているものと、大学とは独立した教育機関が行っているものがあります。大きな違いは、大学が独自で行っている予備コースは、その大学の進学を前提としたコースであることに対し、独立した教育機関の場合、複数の大学と提携した予備コースが行われているため、予備コース修了後にそれらの提携大学へ入学するチャンスが生まれることです。
美術やデザイン等の芸術系を志望する場合は、美術やデザイン等の芸術系予備コースで学ぶことになります。ここでは約1年間で美術・デザイン全般の基礎的な実習を通して、幅広いアイディア、制作態度、テクニック等を学んでいきます。そうすることによって将来どの分野に進んだらよいか総合的に適性を見ると同時に、視覚的な認識力を高め、将来十分な知識を持って絵画、彫刻、平面デザイン、立体デザイン等の各専門分野に進んでいけるようにすることを目標としています。
ファンデーションコース修了後は規定の条件を満たせば、大学の専攻分野から希望の専攻の1年次から進学することが可能で、計4年で学士号課程を取得することになります。
2)ディプロマコース
『ファンデーションコース』の他にも『ディプロマコース』というコースもあります。こちらは大学1年次に相当するコースで、ディプロマコース修了後は大学2年次に編入することが可能です。ディプロマコースから進学できれば、計3年で学士号課程を取得することができます。つまり、ファンデーションコースをスキップし、大学3年間というイメージです。ディプロマコースでは大学の専攻分野に関連する内容を勉強することになります。
【イギリス大学留学フローチャート】
3)学士号課程
日本では学士号(Bachelor Degree)の履修期間は、通常4年間ですが、イギリスの大学は通常3年で、1年間のファンデーションコースを履修後に進みます。BA(Bachelor of Arts)やBS(Bachelor of Science)などの学位を取得することができます。
イギリスの学士号には、以下のような種類があります。
①1つの分野を深く勉強して取得する
⇒ Single Honors Degree
②2つ以上の分野を同時に勉強して取得する
⇒ Joint/Combined Honors Degree
③Honors Degreeよりも下のレベルで数科目を勉強して取得する
⇒ Ordinary/Pass Degree
近年では、上記の伝統的な大学で定めた科目を履修して取得する学士号以外に、卒業に必要な単位を取ることにより取得するModular Degreeを提供している大学があります。Modular Degreeのコースでは、専攻分野に関する必修科目の他に自分の勉強したい科目を数教科履修することができますし、大学間の単位互換も容易になります。
4)学期制度
新学年は秋から始まります。大学では10月のはじめに、カレッジでは9月の半ば頃に始まるところがほとんどです。一般的には学年は3学期制ですが、近年は2学期制に移行している大学が増えています。
日本の大学と入学時期や制度など異なる点は多くありますが、
各国の制度をしっかりと理解し自分に一番合った国を見つけていきましょう。
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