青井 綾子さん

青井 綾子さん

ayako aoi

留学した国
アメリカ ニューヨーク州
期間
長期
目的
海外大学進学
あなたにとって留学経験は(一言で)
将来への貴重な財産になりました

キャビンアテンダント
のお仕事について

キャビンアテンダントとして一番大事だと思うのは、柔軟性です。勤務時間も休みも毎日違うし、フライトの遅延、キャンセルなどシフトが目まぐるしく変わる ので、振り回されないよう、いつでも対応できるように、今何をしなければいけないか、しっかり確認しておくことが大切だなと感じます。そして100人お客 様がいたら100通りのカスタマーサービスがあるということ。一人ひとりのお客様が何を必要としているのか考え、マニュアル通りの接客にならないよう、心 がけています。仕事の主な流れとしては、出発前に確認事項を機長から伝達されるブリーフィング。そして機内に搭乗してからは、非常器具などの操作の確認、 お客様の搭乗、機内アナウンス…など細かく説明するときりがないですが、やっぱり一番気にかけているのは安全です。また、国内線1時間程のショートフライ トなど50席の小さな機体となると、キャビンアテンダント1人で乗務しなければいけません。1人で一日5?6便に乗務することもあります。とても体力のいる仕事です。

海外留学の
生活について

留学したのは、ニューヨーク州立大学デルハイ校。ここはHIUCの提携校で、ほぼ1学期分の単位を互換できたので、編入して1年半で卒業す ることができました。次に編入したのはニューヨーク州立大学ブロックポート校です。専攻したのは国際ビジネス&経済学。この大学3、4年の時には、たくさ んのグループプレゼンテーションをこなしたのが印象に残っています。情報や考えを積極的に伝えていくのには努力と時間を要しましたが、集まる前にリサーチ などをして、きちんとできた時には自分もグループの一員だと感じることができました。これは大きな成果だったと思います。大学卒業後は、JFK空港でのグランドスタッフの仕事を見つけて就職しました。ここでは、主にチェックインカウンター業務やラウンジ 業務などの他に、フライトコントロールという、ひとつの便の運行を、自分が中心になって取り仕切るという仕事を行いました。例えばチケット収集のチェック から席の配置のコントロール、遅延などの情報収集と伝達、乗り継ぎ便の状況チェックなど、様々な部門の方達とコミュニケーションをとりながら、お客様に安 全で快適なフライトを提供するというものです。ここで学んだことはチームワークの大切さ。時間との勝負の中、大切な情報を聞き出し、迅速にフィードバック するという作業は、周りのプロの方達の助けがなくてはとてもできません。自ら相手の懐に飛び込み、チームワークの輪に入ろうとする積極性が必要でした。現 職に就く前に、この仕事を通じてチームワークの大切さを身に染みて学んだことが今になって役立っています。

HIUCの印象
を教えてください。

活きた英語を身につけ、将来海外で働き、活躍したいという目標で、とにかく海外大学で学びたいという情熱のもと、HIUCに入学しました。HIUC 時代について覚えていることは、涙・笑いありの充実した中身の濃い1年だったということ。毎日一分一秒を惜しんで勉強したのはあの頃だけだったかもしれま せん。クラスメイトと励まし合って毎日学校に遅くまで残って宿題したことを懐しく思います。今振り返ってみると、あんなに毎日必死に勉強して努力したからこそ、本場の大学の授業、宿題などをきちんとこなしていけたんだと、しみじみ感じます。HIUCの講師の方々、一緒に学んだ友人達、応援してくれた家族のみんなに感謝をしながら、これからも前に進んでいきます。

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