医学/薬学/看護学/獣医学

医学/薬学/看護学/獣医学

医師・看護師・獣医・薬剤師になるには?

医師・看護師・獣医・薬剤師になるには?

医学-医療の国際化が叫ばれている中で、世界の医療の最先端を担っているアメリカで学ぶことは、日本医療の国際化に向けて非常に重要になります。日本国内においても、外国人が増加してきており、英語でのコミュニケーションの需要はますます増えています。海外大学の場合、まず大学で学士号を取得することになりますが、特に分野は決められていません。大学在学中、MCATを受験し、大学院で医学部進学を目指していく形です。またアメリカではメディカルスクール4年間の課程を修了するまでにUSMLEという医師免許を取得するためのプログラムも含まれています。

薬学-海外大学の薬学部は薬剤師もしくはテクニシャン(調剤と雑務を主に行う)の職に就くための学問を修める専門分野です。また、プログラムによっては、学位「PharmD」と「PhD」とがあり、大学によって入学や編入の条件も違います。日本での学歴と将来就きたい仕事、そのために必要になる資格といった観点から留学先を選ぶことが重要です。また外資製薬会社では開発費(R&D費)が国内製薬会社と比べると豊富に活用されており、研究職を目指し、海外大学へ進学する方も増えています。

看護学-アメリカの場合、看護学の学部課程はBSN(看護学士号)プログラムと呼ばれ、修了までに4年かかりますが、多くの場合、そのほかにRN/BSNプログラムという1~2年でBSNを取得できるコースが設置されています。RN/BSNプログラムでは、4年制大学を卒業していなくても一定の条件を満たせば、1年間でBSNを取得することも可能です。 看護師にも医療行為が認められており、積極的な治療を行える環境があります。医師の重要なパートナーとして認識されています。

獣医学-海外の獣医学大学は、日本と比べて臨床の学習量が圧倒的に多く、その専門性も深くなっています。卒業後には、多くのインターンと医学研修機関のプログラムが存在しますので、ほとんどの学生は自らの技術を磨くためにそれらを利用しています。また、日本の獣医師国家試験を受ける資格も認められています。海外大学では家畜や大型の動物を使った研究や実習も幅広く行われており、環境学を取り入れたプログラムも多く、動物保護、環境改善、国立公園の維持や役割等も学ぶことができます。

留学のメリット

国家資格と海外の資格を取得可能
国内の国家資格と海外の資格を取得可能

各省庁のホームページにも記載されているように、外国の医学部・薬学部・獣医学部・看護学部を卒業、または外国で医師免許を得た者であれば、日本の国家資格も取得可能です。改めて国内大学などで学びなおす必要はありません。また多くの国では英語で各国家資格を取得することができ、英語圏で医療系専門分野を学ぶことは活躍の場が世界中に広がると認識されています。
※ただ専攻する科目や学部によっては受験資格が 得られない可能性もあります。詳しくは厚生労働省の各国家試験受験資格のペー ジを参照下さい。

選択肢の多さ
選択肢の多さ

海外では医学部、獣医学部、薬学部在学中に専門課程以外の学科課程も学びます。主に大学院から専門課程に進むため、大学在学中に研究職に進むのか、臨床に進むのか、または違う方向性を模索するのかということも含め、将来の方向性を定めることができます。通常、教養課程を取得している間、各専門課程の中でも、何を集中的に学んで行きたいのかを判断することができ、大学入学時に医学や獣医学以外の選択肢も残しつつ、留学生活を進めることが可能です。

実践教育とインターンシップ
実践教育とインターンシップ

海外大学は、現場ですぐに役立つプロを養成することを目的としており、カリキュラムの主軸は「臨床」に置かれています。臨床実習では、患者に対し、聴診、打診、触診、身体検査などを行います。特にアメリカは医療分野において世界有数の設備、環境を有する研究大国で、獣医学や薬学に関しても、積極的に専門分野の研究を行うことができます。

海外で学べる大学・科目

医学を学べる海外大学
海外で学べる科目
  • Applied Anatomy and Kinesiology 応用解剖学と運動学
  • Electrophysiological Testing and Therapeutics 電気生理学的調査と治療学
  • Organic Chemistry 有機化学
  • Social Environment and Human Behavior 社会環境と人間行動学
薬学を学べる海外大学
海外で学べる科目
  • Molecular Biology of the Cell 生物細胞学
  • Experimental Approaches to Developmental Biology 発生生物学の実験方法
  • Social Issues in Biology 生物学における社会問題学
  • Analysis of Biology Literature 生物文学分析
獣医学を学べる海外大学
海外で学べる科目
  • Animal Reproduction and Development 動物繁殖&発達学
  • Mammalian Physiology 哺乳類生理学
  • A Genomic Approach to Studying Life 研究生命のゲノム法
  • Eukaryotic Cell Proliferation 真核細胞増殖学

先輩の声

白江 基兼さん
セントジョージズ大学院メディカルスクール(医学部)卒業

白江 基兼さん セントジョージズ大学院メディカルスクール(医学部)卒業

僕は医者を目指してアメリカへ留学しました。やはり「医学」において、教育水準と教授の情熱などの日本とアメリカの違いを感じます。 医学といわず、医療システムの大きな違いが、医療教育の大きな違いになっています。日本のように習う教授によって、医師の能力に大きな差が出ることはなく、全ての医師が最低限のラインを超えられます。 また、名前だけの研修病院や、指導医の存在が皆無であるということもあります。

医学を勉強したいと考えている方へ言えることは、まず医師を志す事自体が今や大変なことです。病院でボランティアをする等して、本当にやりたいかどうかをまず見極めてみることも重要だと思います。 海外で勉強するなら、看護師や救急救命士になってから医師になるという方法でも遅くありません。僕は「医師は教師であり、科学者であり、哲学者である」と考えています。

井上 奈々さん
ペンシルベニア州テンプル大学看護学部に編入 米国看護試験(NCLEX)に合格

井上 奈々さん ペンシルベニア州テンプル大学看護学部に編入 米国看護試験(NCLEX)に合格

看護短大を卒業後、あこがれの看護師の職につき外科で働き始めましたが、いつしか病棟で看護師としてやるべきことと、自分の持つ看護観の間に隔たりを感じ始めました。また、医師が記入するカルテには英語を使用することもあり、医学辞書を使う必要があります。

しかし看護師は医学的知識を英語で学習した経験がないために、理解できないこともしばしばありました。患者の社会復帰を担う、医療チームのメンバーにもかかわらず、看護師の知識が低いと感じ、看護師として足りないものを補うために、日本よりも進んでいるといわれているアメリカの看護を勉強しようと決意しました。

アメリカでは学生の授業の取り組み方に強く影響されました。日本とは違い、クラスの席は前列が込み合い、後列ががらんとしています。わからないところがあると積極的に質問をし、授業の後にも、個人的に質問をして疑問を解明しようとがんばります。私も、日本で大学生を経験しましたが、そのような姿勢で取り組んだことはありませんでした。アメリカでの看護の勉強は、看護師という職業にもう一度希望を持たせてくれました。日本で私と同じ気持ちで悩んだり、国際的な看護師になりたいと考える方々の手助けができるようになりたいと思っています。

茂住 厚太さん
シドニー大学入学 獣医学専攻

「オーストラリアで獣医になる!」を叶えるために

「オーストラリアで獣医になる!」を叶えるために

小学生の頃から動物が大好きだった僕にとって「獣医」という職業は憧れの存在でした。また、その頃からテレビでオーストラリアの自然や動物の特集番組を見るのも大好きだったので、いつしか「オーストラリアで獣医・動物関係の仕事をしたい」という夢を持つようになっていったんです。 とはいえ、実はもともと英語は得意ではなくむしろ嫌いなほう。海外経験も皆無でしたし、高校時代は普通に日本の獣医大学進学を目指し、受験勉強をしていました。しかし高校卒業間近のある時、偶然「海外で獣医を目指すあなたへ」と書いてあるHIUCの広告を見つけたのです。調べてみたところ、「ここならしっかりしたプランで海外留学ができる」大きな魅力を感じ、入学を決意しました。

HIUCでの授業のなかで忘れられないのがディスカッションのクラス。相手の発言のウィークポイントを見抜く練習から、ある程度の長さの文章を覚えて原稿なしでスピーチをする練習を経て、最後に実践的に与えられたトピックに対して討論を行う、という授業で自分のクラス以外の学生も観客として参加している最終ディスカッションはいつも以上に緊張しました。そのぶんやり遂げた感が大きく、しっかりと英語で発言できる自信へとつながりました。また、一般教養科目で動物の生態系や環境に対する人間の影響などを英語で学べたのも大きかったですね。「英語を学ぶ」だけではなく、「英語を使って専門科目を学ぶ」という経験は、留学後に大学で専門分野を学ぶためのいい練習となりました。 獣医学科進学に挑戦 僕が進学して卒業したテイラーズカレッジは、一年間のファウンデーションコースを提供している学校です。学んだ科目は生物、化学、数学、そして必須科目である英語。日本で受験勉強をしていたので、どの科目も内容は復習に近い感じでしたが、ときには大学レベルの専門的な授業もあり、何より言語が日本語から英語に変わるだけでかなり大変で、最初の頃は辞書が欠かせませんでした。さらに、ここでの成績が大学への進学の条件としてかなり重要でしたから、プレゼンテーション、リサーチペーパーやテスト等、毎回気を抜けませんでしたね。 2009年に入学したシドニー大学では動物・獣医生物科学を専攻し、倍率はとても高いですが、獣医学科への編入にチャレンジし、無事獣医学部への編入を果たしました。その先については、実はやりたいことが多すぎてまだ一つに決められない状態。小動物臨床、動物園での希少動物の繁殖、牧場での大型動物の世話、国をまたいだ動物関係のこと??夢は大きく広がっていきます。

内橋 千明さん
ナショナルアメリカン大学 獣医アシスタント・教学学部卒業(準学士号取得)

内橋 千明さん ナショナルアメリカン大学 獣医アシスタント・教学学部卒業(準学士号取得)

海外の方が動物分野において日本より進んでいて、日本の大学では自分の学びたいことが十分にできないと思ったので留学を選択しました。HIUCでは特にエッセイの書き方やプレゼンテーションの仕方などを学び、留学先の大学で役立ちました。大学ではそういうのを特に習わないのでHIUCでやっていてよかったです。 ナショナルアメリカン大学では、獣医アシスタントという動物看護について学ぶ学科です。動物の基本的なこと、医学用語、病気の名前、骨や筋肉の名前、栄養学、薬学などを勉強します。あと、講義に加えて実習が多い学科です。実際に学生が犬や猫、馬、牛などの採血をしたり、手術の補助や準備、麻酔などをしたりします。最初の一年は朝夕、大学で飼っている動物のお世話を当番制でします。朝早く起きるのは大変でしたが、動物がかわいかったので苦に思ったことはなかったですし、動物のそれぞれの行動や個性を知ることができるので、良い経験になりました。 アメリカの授業では、どんどん学生に任せて経験させてくれる(採血や注射など)ので、講義で学ぶよりも身につくのが早いと思います。 留学して、良い教授の方々に巡り会えて、充実した授業を受けられたこと、シカゴ、ミネアポリス、サンディエゴ、ハリウッドなどに旅行できたこと。特にサンディエゴに行ったときは、天気が良くて暖かくて現地の人がフレンドリーで感動しました。同じアメリカなのに、自分のいた州とは全く違った感じがして新鮮でした。あとは、アメリカの空は大きい!と、初めてアメリカに来たときに思ったことです。 それまで悩んでいたことが小さく思えました。

何のために留学したのか」という気持ちを忘れないこと

何のために留学したのか」という気持ちを忘れないこと

留学して感じたことは、「何のために留学したのか」という気持ちを忘れないこと。くじけそうになったとき、留学の目的とは違うことで悩んでいたときに役立ちました。また、家族や、応援してくれている人たち、同じように頑張っている仲間のことを忘れないということも大切だと思います。 今後は、動物看護師として働きながら、捨てられたり虐待されたりする不幸な動物たちの手助けをすることです。あとは、いつか家族全員でアメリカ旅行をすることが目標です! 日本の大学に通う友達の話を聞くと、楽しそうやなぁ、いいなぁ、と思ったことがありますが、海外大学で学べるということはきっと幸せなことだと思います。勉強は大変ですが、行きたくても行けない人もいるし、日本の大学ではできないことだって経験できます。視野が広くなったり、気持ちが大きくなったりします。大学の授業についていくには今しっかり準備しておくべきだと思うので、応援してくれている人や一緒に頑張っている仲間がいることを忘れないで頑張ってください。

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