難関大学を目指す

アメリカには、全世界的に知られている有名難関大学が多数あります。有名人を多く輩出しているので、あこがれの大学もあるのではないでしょうか。代表的な難関大学や難易度、費用などを紹介します。

学び方で選ぶアメリカの有名難関大学

学び方で選ぶアメリカの有名難関大学

アメリカには約4000の大学があります。公立大学が大半のイギリスやカナダの大学はレベルが平準化されていますが、アメリカの大学は様々なレベルに分かれています。そのなかで有名、代表的な難関大学はどこになるのでしょうか。アメリカの大学は、私立や公立2年制や4年制など学び方や制度によって分けられます。

ユニバーシティ

超エリート校と言われるのはユニバーシティと呼ばれる4年制の総合大学です。 私立ではアメリカ北東部の大学群・アイビーリーグや西海岸のスタンフォード大学が有名です。世界中から志願者が集まります。州立大学となると少しランクが落ちますが、それでもペンシルベニア大学やカリフォルニア大学バークレー校は各種大学ランキングの常連。他にもヴァージニア大学やミシガン大学は優れた研究分野を持っており学生の間でも人気が高いです。

工科大学

工科大学は日本で言う工業大学です。マサチューセッツ工科大学やカリフォルニア工科大学はITや医学、工学、自然科学など世界の研究をリードしています。理系分野ではカーネギーメロン大学(私立の総合大学)とともにアメリカトップの大学と言えます。

リベラル・アーツ・カレッジ

リベラル・アーツ・カレッジは、「教養人」を育てることを目標にした伝統的な大学で、私立大学が多いです。大学ランキングではそもそもカウントされないことがあるので日本での認知度は低いですが、ウィリアムズ校やアマースト校はアメリカ人なら誰もが認めるエリート校。入学難易度もユニバーシティ並みかそれ以上の大学もあります。

世界トップレベルの大学群・アイビーリーグ

世界トップレベルの大学群・アイビーリーグ

アイビーリーグとは、アメリカの北東部に集中している8つの有名私立大学の総称です。具体的には、

  • ブラウン大学
  • コロンビア大学
  • コーネル大学
  • ダートマス大学
  • ハーバード大学
  • プリンストン大学
  • ペンシルバニア大学
  • イェール大学

のことを指します。

東京に集中している日本の6大学のような存在とも言えるでしょう。ただし、アイビーリーグはすべて私立大学から構成されており、大学間の格差もほとんどなくすべてが世界トップクラス。世界中から学生が集まっているエリート校です。

芸術や音楽で評価されるイェール大学や世界トップクラスのジャーナリスト養成校でもあるコロンビア大学など各校によって特色は異なります。なかでも、ハーバード大学は8人の合衆国大統領、75人のノーベル賞受賞者を輩出しており、世界大学ランキングで何度も1位に輝いています。

アイビーリーグの1年間の学費は約530万円と学費でもトップクラス。奨学金制度も多くあり、すべての学費を支払っている学生は少なく、様々な制度を利用して結果的に費用を抑えて在学している学生も多数います。学費に比例して高度な教育を受けることが出来たり、優秀な講師陣、学生と学べる環境から、卒業してから超大手企業に就職したり、ベンチャー企業を起こしたりと卒業生の活躍は目覚ましいです。

長い伝統を持ち、クラブ活動が盛んでスポーツが強い大学も多いです。大学間での競争もあって、リーグ内のスポーツイベントは大いに盛り上がります。

徹底した少人数教育が特徴のリベラル・アーツ・カレッジ

今からでも間に合う海外大学へ編入、大学院へ進学

リベラル・アーツ・カレッジはバランスの取れた幅広い知識を習得した「教養人」を育てることを目標にしたアメリカの大学です。そのため学生は専攻を選ばず、人文科学・自然科学・社会科学及び学際分野など広範囲の知識を学びます。そして、学生の多くは大学院へと進学します。

リベラル・アーツ・カレッジは地方の伝統的な私立大学が多いです。代表的な大学は、ウィリアムズ大学やスワースモア大学、アマースト大学などで、日本では知名度が低いかもしれません。しかし、これらの大学は超トップランク校として認識されています。

リベラル・アーツ・カレッジは徹底した少人数教育を特徴としており、大学は1000人から2000人程度になっています。それゆえ、学生1人にかかる教育費が高くなり、大学からのきめ細やかなサポートが期待できます。少ない卒業生の中からノーベル賞受賞者や政治家など各界に著名人を輩出していることは、高い水準の教育が行われていることの証明でしょう。

学生の定員数が少なく人気大学が多いので、難易度は高まります。トップランクの大学であれば、世界中から志願者が集まり合格率は10数パーセントです。

偏差値では測れない海外大学の難易度

偏差値では測れない海外大学の難易度

合格率が20%から10%の難関大学は、どのくらいの難易度なのでしょうか。まず、欧米の大学の難易度は、偏差値では測れません。その理由に海外の大学は、志願者の能力や得意分野、将来性、志願動機、性格などを総合的に判断して合否を判定していることにあります。また、各大学によって学部、教授、施設、環境などカラーが異なり、それが自分に合っているかどうかが大切なことも関係しています。

ただし、目安として英語やGPA、標準テストのスコアは参考になります。英語力はTOEFL®でPBT550以上は必要です。GPAとは成績平均値のことを言い、内申点のようなものです。3.5(4段階中)以上が難関大学に入れる条件です。アイビーリーグレベルなら3.8から4.0とほぼ満点が求められます。標準テストはSAT、GRE、GMATなど適性試験のことを言い、これも高いスコアが求められます。

しかし、例えば、スポーツで良い成績を残していたり、生徒会長を経験していたりするなど、何か突出したものがあれば難関大学に合格することも可能です。不足分を補うことも可能です。他にも、高校の教員からの推薦状が決め手になったりするので、本人の学力だけでなく総合的な要素が判断基準となります。

難関大学の学費は本当に高いのか?

難関大学の学費は本当に高いのか?

アメリカの難関大学の多くは私立大学です。私立大学の学費は15000ドルから45000ドルとさまざまで、平均すると公立大学の3倍と言われます。とくに都市にある大学はアイビーリーグをはじめとして費用が高くなります。人気の高い難関大学は都市に集中しているため、費用は高めです。

しかし、カルフォルニア大学やヴァージニア大学などトップランクの州立大学は、学費が安く高い教育水準が実現されています。それに、世界中の秀才たちを集めている私立大学は、経済的な理由から優れた人材を取り逃がしてしまうことを問題視しており、学費の軽減や奨学金制度の充実を図っています。

例えば、スタンフォード大学では年収10万ドル未満の世帯は授業料全額免除です。さらに6万ドル未満の場合は、寮費まで無料になっています。決して私立大学だから高いというわけではないので、自分が利用できる奨学金や制度を調べ、学費がどれほどなのか把握すると良いでしょう。

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