英検と海外大学進学

海外でも認可される検定試験

海外でも認可される検定試験

もともと英語に関連する検定としては日本では最も長く行われており、2011度の志願者数は約229万人となっています。英検は日本で行われており、一般的に海外で運用されることはありませんでしたが、2004年よりアメリカやオーストラリアの一部の大学ではTOEFL®に代わって英語力を証明する方法のひとつとして認められています。現在では日本以外でもニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンなどでも試験が実施されています。

英検の特徴

1. 海外の大学でも出願する際に認定

アメリカやオーストラリアの一部の大学ではTOEFL®に代わって英検を提出することが許されています。以下は英検認定校の一部になります。

英検1級
University of Delaware
英検準1級
University of Michigan-Flint
Wilkes University
Finlandia University
Truman State University
Bellevue Universityなど
英検2級
Middle Tennessee State University
Fontbonne University
Berkeley College
Uvniversity of Hawaii at Hilo
Tennessee Tech Universityなど

ただ、海外大学出願をする際に申請は出来ますが、大学によっては入学前に英語力を測る試験やチェックテストがあり、そのテストで授業についていける英語力やスキルがないと判断された場合は、大学付属の語学学校で勉強し直す必要があります。そのため、スコアや級を取るだけでなく、本質的な英語力をつけていくことが必要になります。

2. 英検と他の語学系資格の換算

英検とTOEIC®、TOEFL®などは試験内容や解答方式が異なり、テストの結果を単純に比較することは出来ません。一般的に各主催団体が公表している資料などを参考にすると以下の概算になると言われています。

英検1級
TOEIC®=810点~990点
TOEFL®iBT=91点~120点
TOEFL®PBT=578点~677点
英検準1級
TOEIC®=740点前後
TOEFL®iBT=82点前後
TOEFL®PBT=554点前後
英検2級
TOEIC®=520点前後
TOEFL®iBT=53点前後
TOEFL®PBT=477点前後

上記は目安になりますが、英検準1級も余裕を持って合格する人と、合格ラインぎりぎりで合格する人ではTOEIC®やTOEFL®など細かな点数で表示されると大きくスコアに差が出る場合もあります。

3. 英検が必要とされる場面
各級の受験者数と年齢にも見て取れるように、一般的に英検は高校生までの受験が多くなっています。これは日本の大学を受験する際、AO入試や推薦入試で筆記試験や面接に取得している英検によって点数が加算される場面が多いことが理由です。逆に大学生や社会人になると英検を利用する場面が減り、実力を見るために挑戦されるケースが多くなります。また、就職活動で企業などにエントリーする際や履歴書の資格を書く際には一般的に英検2級以上が求められる場合がほとんどですが、今は英検以外にもTOEIC®など世界共通の国際資格を求められるケースが目立ちます。場面に応じて必要な級を取得する必要があると言えます。

資格の概要

公益財団法人日本英語検定協会(The Society for Testing English Proficiency)が実施する英語技能の検定試験。「読む・書く・聴く・話す」の4技能を測る検定とされており、準1級および1級では一次試験に英作文が含まれ、3級~1級では二次試験として英語による面接試験があります。志願者の割合は、全体としては中学校と高等学校の生徒が約8割となっています。級別では、5級で小学生が約3割、準1級で社会人が約4割および大学生が約2割、1級で社会人が約7割となっています。また取得した級は有効期間に限りがありませんが、アメリカの大学に申請する際には英検合格後2年以内の申請になります。

高等学校、大学、大学院などでは、入学試験や単位の取得に際して英検の取得級が考慮に入れられる場合があり、「通訳案内士試験」や「高卒認定試験」の英語科目も取得急によって免除される場合もあります。

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